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moon

3,000円

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moon_by_sakura-kimura.pdf

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〇「moon」物語について ストーリーを画面に印字しました。それは短く少しだけにしました。 少女ふたりの出会いとその後の長い人生は、断片的な絵を見て(ぬり絵としてご活用されるならば)塗る作業の中で、皆さんが想像を膨らましてください。 最後の街かどは、さてどこでしょうか。テンは何者なのでしょう。 〇「moon」制作にあたって ・こどもの絵 近年は友人のこどもたちが小学生以上になって、描いたり作っているものを見せてくれるようになりました。 いろいろな子がいますが、執拗に「迷路」を描いたり、手指などの細かい描写にこだわる子の絵に興味を持ちました。 よく描けるこどもに対し「絵が得意な子」のラベル貼りをしないで、その「絵自体」をよく見て、とわたしは思います。 こどもには、そこに何が描いてあるのかを見つける他者が必要です。 今回わたしの「moon」は「じっと見てもらう」ことを前提で、じぶんの子供時代に立ち返った制作感覚を持って作ろうと思い手探りで発進しました。 ・じっと見てもらう絵の製品を作りたい AIが作成する絵が話題になっているようです。見る者に物語を想起させる「情報」がそこには描かれていると感じます。 その点は人間が描くものと大差ないでしょう。違いは情報を受け取る他者の必要性です。 先に述べたように、こどもにとって他者の視点は重要だし、それは大人になった絵描きにとっても同じこと。「見てもらう」ことで未来に向かう先が変わるのです。 一見して流されず、じっくりと絵を見てもらうにはどうすればいいのだろう。 ゲーム性を含んだもの、例えば「ウォーリーをさがせ」や「間違い探し」はいい線だ。 「おとなのぬり絵」なるものは根強く人気のようで、書店にはひとコーナー設えてあるほど。 ああ「ぬり絵」いいな。負担がすくない趣味や発散方法を探しているひとに合うのではないか。作業する「癒やし」のイメージもある。 ・癒やしといえば絵を描き、物語を編み、じぶんで本を出版しているわたしが作った物を、今もどこかで誰かが見て(読んで)くれていることは重々承知ですが、目に見える(聞こえる)かたちで返答を受け取る機会は少ないのです。いつのときも「届いているのだろうか」と心配しているし「この方向でいいのだろうか」と足元グラグラです。 そんなじぶんをなだめていく目的も「moon」にはあります。 繰り返しになりますが「人に見てもらう」「子供時代の制作感覚」をもって作画することで、わたしは自身の癒やしを感じています。 さらに新しい感覚も芽生えました。わたしは7割くらいでいいんだと。 色を塗るあなたが、その作業のなかで独自の物語を編み、千差万別の作品に仕上げるのだと思いました。 〇ぬり絵の使いかた horobooksストアでご購入の上、ダウンロードしてお使いください。 ご購入後は何枚でもプリント可能。お一人でも、ご家族・ご友人と塗り絵大会・オフ会などにもご活用下さい。 塗り絵以外の使い方も可能です。プリントしてそのまま飾ってもよいし、スマホ壁紙などにも。 いずれも販売目的の製品製作やデータの転売はご容赦下さい。 〇製品概要 価格(税込):3,000円 サイズ:A4 推奨印刷形式:モノクロ(インクは顔料であれば耐水性があり、塗り画材に透明水彩なども使用できます)

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